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光榮館から山本宣治宛年賀状 |
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2016-11-03 掲載 |
新発見!
光榮館から山本宣治宛年賀状 |
10月末、山本宣治資料室にて、1929(昭和4)年1月1日付の光榮館から山本宣治宛年賀状が発見されました。
かねて東京山宣会が「光榮館」跡地近辺への「記念プレート」設置運動を進める過程で、山宣が光榮館を定宿にしていたという疎明資料探しの一環として研究が進められていたもの。
今般、東京山宣会から宇治山宣会に対して、山宣資料館所蔵資料一覧表にある光榮館からの年賀状の探索を依頼していました。30日、宇治山宣会の薮田会長の手で膨大な資料の中から「年賀状」が発見され、写真が送付されてきました。
こうしてまた一つ、「やませんと東京」の関係を豊かに示す資料が新発見されました。
年賀状は、「京都府宇治町 山本宣治様」と墨書され、「神田局差出 4・1・1前0-7」の消印が押印されています。 |
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裏面文面は
謹 賀 新年
客歳中は一方ならぬご愛顧を蒙り難有奉鳴謝候猶
本年も不相變御引立の程伏て御願ひ申上候 敬白
一月 元旦
東京市神田區表神保町十番地
旅 館 光 榮 館
電話神田一二四四番 |
文中。客歳は、かくさい。客年(かくねん)とも=昨年の意。難有=ありがたく。
奉=たてまつり。鳴謝=めいしゃ、厚く礼を言うこと。深謝とも。
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