東京山宣会ホームページ タイトルロゴ
第88回山宣墓前祭(2017-3-5)

2017-3-23 掲載
 第88回山宣墓前祭、誓い新たに280人が参列
    二女井出美代さん、お元気で参列、永島会長らと
 戦前、治安維持法とその改悪に反対して右翼の凶刃に斃れた山本宣治の88回目の命日にあたる3月5日、宇治・善法墓地で墓前祭が行われ全国から280人が参加しました。
墓前祭全景 2017-03-05( 画像クリックで拡大表示 )

 墓前祭は「山宣追悼歌」の全員合唱で幕を開け、本庄豊実行委員長は「現代版治安維持法と云われる『共謀罪』の制定に反対する。市民と野党の連合・共同戦線が新しい段階に入りつつある今日、山宣の遺志を継ぎ奮闘します」と献辞を述べました。
 ついで、治安維持法国賠同盟、民主青年同盟、年金者組合、国民救援会、新社会党の各府本部代表、日本共産党・倉林参院議員がそれぞれ追悼の言葉を捧げました。
 また、山本家を代表して孫の山本勇治さん(民医連・九条診療所長)が謝辞を述べられ、二女の井出美代さん(大田区在住)も参列され「毎年、これが最後と言いつつ、93歳を迎えました」と元気でご挨拶されました。
 東京山宣会からは永島民男会長と藤田廣登副会長が参加、「会」からのメッセージと共に紹介されました。
元気で挨拶する井出美代さん( 画像クリックで拡大表示 )

 午後からは、「花やしき浮舟園」に場所を移し、「小講演と交流会」が開かれました。
 この日を記念して宇治山宣会は二枚一組のクリアファイル「山宣グッズ」を発表しました。1枚は宇治花やしき画・墓誌裏文字の拓本、もう一枚は遺筆タテ書き「唯生唯戦」・別所温泉山宣記念碑(撮影・東京山宣会=藤田)をあしらったもので、東京山宣会でも取り扱います。(藤田記)
「山宣クリアファイル」(宇治山宣グッズ・2枚1組300円〒120円) を紹介する「京都新聞」の記事 ( 画像クリックで拡大表示 )




inserted by FC2 system